| 書 名 | キュベレとアッティス(その神話と祭儀) |
| 作 者 | フェルマースレン(M.J)/小川英雄訳 |
| 出版社 | 新地書房 |
| シリーズ | - |
| 【抄・序】 |
| 【目次】 |
| 【本文】 |
| p47 犬儒派の哲人ディオゲネスについては、彼が大甕(ピトス)の中で生活していたということで有名であるが、彼がこの住み家を見つけたのはこの地母神の神殿においてであったということは知る人が少ない。彼はある手紙の中で次のように述べている。 「拝啓。わたくしはあなたにある家の問題でお会いしましたね。そのおりあなたがして下さった約束には深く感謝しております。しかし、一匹の蝸牛を見つけた時、私は地母神の神殿にある大甕が風除けのための家として十分であるということに思い当たりました。〜」 p51 ディオゲネスはエピダウロスとエレウシスの両地で神官であったように思われる。 |
| 【後記・他・関連書】 |
| 【類本】 |